【初心者向け】無料でできる!ChatGPT画像生成ジャンル別プロンプトの書き方5選

ChatGPT解説

こんにちは、かがく先生です!


「思った通りの画像が生成されない」「具体的にどんな指示をすれば高クオリティな画像が生成されるの?」「英語で指示しないといけないの?」

ChatGPTの画像生成は無料で利用できる反面、自分が意図しないような画像が生成されてしまうことが多々あります。

今回の記事では、「自分が思った通りの画像を生成するにはどんな風に指示すればいいの?」という疑問の対処法を実際に生成された画像も見せながら解説していきます!

この記事はこんな人におすすめ!

・具体的な指示する内容を細かく知りたい方

・なんか思った画像が毎回出てこないと悩んでいる方

・生成された画像のクオリティを格段に上げたい方



そもそもChatGPTの画像生成って何?みたいな人は前回の【無料版完全攻略】ChatGPTで画像生成!誰でも簡単にプロ並み画像を作る方法を見てからこの記事を見るとより理解が深まると思います!



この記事の具体例を参考に自分のジャンルに当てはめて作ると大体の人が高品質な画像が生成できるようになると思うのでぜひ最後まで見て行ってください!

それではどうぞ!

ChatGPTで画像生成?初心者でも無料でプロンプト入力するだけ!

まず、前回の記事を読んでいない方のために簡単にプロンプトについて説明します。

  • 無料版のChatGPTでも画像生成ができるのは「GPT-4o」または「DALL·E」が有効な場合です。
  • 画像生成は「プロンプト」と呼ばれる命令文を入力するだけ。
  • ただし、クオリティの高い画像を出すには“工夫したプロンプト”が必要です。



この記事では、初心者でもわかるプロンプトの書き方や構成、さらに具体例とその日本語訳をセットで紹介していきます!


英語のプロンプトが必要?→基本は英語推奨、でも日本語でOKなケースも!

かがく先生
かがく先生

結論ChatGPTに日本語から英語に翻訳してもらうでOK!


実はChatGPTの画像生成は日本語でも通じますが、英語の方が描写が正確で詳細に反映されやすいのが現状です。理由は以下の通りです。

  • モデルが学習しているデータの多くが英語圏の画像+テキスト
  • 英語の方が「スタイル名」や「視点」の指定語彙が豊富

👉 とはいえ、日本語で書いて、英語に翻訳してもらうプロンプトも使えます。

例を出すと…

「美しい富士山と桜を春の夕方の光で描いて。写実的なスタイルで」
→ ChatGPTに英語へ翻訳してもらい、それを画像生成に使う


画像生成プロンプトの構成6要素とは?

高品質なプロンプトを書くには、以下のような要素を意識することがポイントです。

要素内容英語の例
主題(Subject)描きたい対象cat, Mt. Fuji, cyberpunk city
スタイル(Style)絵柄の種類watercolor, anime style, 3D render
色合い(Color)色やトーンpastel colors, dark mood
背景(Background)背景の詳細forest, night cityscape
視点(Perspective)カメラの位置aerial view, close-up
質感(Texture)表面の質感smooth metal, soft fur



これらを組み合わせて、1文にまとめるのが基本です。背景ありきの画像は背景の詳細を書くのを忘れないようにしよう!


ジャンル別プロンプト例と解説5選【初心者向け】

①アニメ系 画像生成プロンプトのコツ

🎨 英語プロンプト(English Prompt)

“A cute anime girl with blue hair, big sparkling eyes, wearing a school uniform, vibrant colors, cel shading style, dynamic pose, bright background”


🇯🇵 日本語訳(Japanese Translation)

青い髪のかわいいアニメ少女、大きくキラキラした目、制服を着ている、鮮やかな色使い、セルシェーディングスタイル、動きのあるポーズ、明るい背景。


🧩 プロンプト構成要素の分解

構成要素該当部分
主題(Subject)anime girl with blue hair(青い髪のアニメ少女)
特徴(Features)big sparkling eyes(大きくキラキラした目)
衣装(Clothing)school uniform(制服)
色合い(Colors)vibrant colors(鮮やかな色使い)
スタイル(Style)cel shading style(セルシェーディングスタイル)
ポーズ(Pose)dynamic pose(動きのあるポーズ)
背景(Background)bright background(明るい背景)

アニメ系画像を上手に生成するためのコツ

色や雰囲気は「鮮やかな色使い」「soft glow(柔らかい光沢を出す)」などで感情を演出。

「cel shading style」を使うと、アニメらしいくっきりした線と影が生成されやすくなります。

実際のアニメ画風を目指すなら必須要素です。

キャラの特徴(例:big sparkling eyes)を細かく指定することで、”萌え”や”個性”の表現が明確になります。

② 風景 画像生成プロンプトのコツ

🎨 英語プロンプト

“Mount Fuji during cherry blossom season, pastel colors, watercolor style, soft lighting, wide-angle view, petals floating in the air, tranquil atmosphere”


🇯🇵 日本語訳

桜の季節における富士山の風景。パステルカラー、水彩画スタイル、やわらかな光、広角視点、空中に舞う花びら、静かな雰囲気。


🧩 プロンプト構成要素の分解

構成要素該当部分
主題 (Subject)Mount Fuji during cherry blossom season(桜の季節の富士山)
色合い (Colors)pastel colors(パステルカラー)
スタイル (Style)watercolor style(水彩画スタイル)
ライティング (Lighting)soft lighting(やわらかな光)
視点 (Perspective)wide-angle view(広角視点)
雰囲気 (Mood)tranquil atmosphere(静かな雰囲気)
効果 (Effects)petals floating in the air(空中に舞う花びら)

🌸 風景ジャンルのコツ

  • wide-angle view(広角視点)」を加えると、風景全体を見渡す構図が生成されやすくなります。

  • pastel colors(パステルカラー)」や「soft lighting(やわらかな光)」を使うことで、優しく幻想的な雰囲気を演出できます。

  • petals floating in the air(空中に舞う花びら)」のように、動きを感じる自然描写を入れるとより臨場感が増します。

③ 食品 系画像生成プロンプトのコツ

🎨 英語プロンプト(English Prompt)

“A luxurious strawberry shortcake on a golden plate, whipped cream swirls, fresh strawberries on top, soft lighting, shallow depth of field, food photography style”


🇯🇵 日本語訳(Japanese Translation)

金色のプレートに乗った高級感あるイチゴのショートケーキ。ホイップクリームの渦巻き、上に新鮮なイチゴ、やわらかな光、浅い被写界深度、フードフォトグラフィースタイル。


🧩 プロンプト構成要素の分解

構成要素該当部分
主題 (Subject)a luxurious strawberry shortcake(高級感あるイチゴのショートケーキ)
器 (Plate)on a golden plate(金色のプレートに乗っている)
特徴 (Features)whipped cream swirls, fresh strawberries(ホイップの渦、新鮮なイチゴ)
ライティング (Lighting)soft lighting(やわらかな光)
焦点効果 (Depth)shallow depth of field(浅い被写界深度)
スタイル (Style)food photography style(食べ物を撮影する際の様々な表現方法)

🍓 食品ジャンルのコツ

  • shallow depth of field(焦点効果)」を加えると、料理にフォーカスしたおしゃれなボケ感が出やすくなります。

  • food photography style(食べ物を撮影する際の様々な表現方法)」を使うことで、SNS映えや広告風のリアルで魅力的な食品画像を作れます。

  • **器や小物(on a wooden board, with silverwareなど)**を指定することで、世界観や高級感を調整できます。

🏷 ④ロゴ風 画像生成プロンプトのコツ


🎨 英語プロンプト(English Prompt)

“A sleek modern logo for a tech company, minimalistic design, bold geometric shapes, blue and black color scheme, centered layout, vector style”


🇯🇵 日本語訳(Japanese Translation)

ハイテク企業向けの洗練されたモダンなロゴ。ミニマルデザイン、大胆な幾何学模様、青と黒の配色、中央配置、ベクタースタイル。


🧩 プロンプト構成要素の分解

構成要素該当部分
主題 (Subject)a sleek modern logo for a tech company(ハイテク企業向けのモダンなロゴ)
スタイル (Style)minimalistic design, vector style(ミニマルデザイン、ベクタースタイル)
形状 (Shapes)bold geometric shapes(大胆な幾何学模様)
色合い (Colors)blue and black color scheme(青と黒の配色)
レイアウト (Layout)centered layout(中央配置)

💡 ロゴジャンルのコツ

  • ロゴ風画像を作る際は、「vector style(不要な装飾や要素を削ぎ落とし、最小限の要素で構成されるデザイン手法)」や「flat design(立体感や質感などの視覚効果を最小限に抑え、シンプルな平面的な表現を特徴とするデザイン)」
    などのデザイン手法を明確に指定することで、より洗練されたグラフィックに仕上がります。

  • **ブランドのジャンル(tech, fashion, organic, gamingなど)**を主題に組み込むことで、用途に合わせたデザインの方向性を明確化できます。

  • 「minimalistic(ミニマル)」「bold(太め)」「elegant(上品)」といった形容詞で印象を具体化すると、より狙い通りのロゴ風画像が得られやすくなります!

⑤ファンタジー系 画像生成プロンプトのコツ

Prompt:
“A majestic dragon soaring over a mystical forest, glowing scales, fantasy art style, detailed texture, dynamic lighting, wide-angle view”

日本語訳:
「神秘的な森の上を飛翔する壮大なドラゴン、光り輝く鱗、ファンタジーアートスタイル、細部まで描かれた質感、ダイナミックな照明、広角視点」


構成要素分解:

  • 主題 (Subject): dragon soaring over a mystical forest(神秘的な森の上を飛ぶドラゴン)
  • 特徴 (Features): glowing scales(光り輝く鱗)
  • 色合い (Colors): vibrant and mystical colors(鮮やかで神秘的な色合い)
  • スタイル (Style): fantasy art style(ファンタジーアートスタイル)
  • 質感 (Texture): detailed texture(細部まで描かれた質感)
  • 照明 (Lighting): dynamic lighting(ダイナミックな照明)
  • 視点 (View): wide-angle view(広角視点)

ファンタジー系コツ:

ファンタジー系の画像を生成する際は「fantasy art style(ファンタジーアートスタイル)」を必ず入れて、非現実的な光の表現や独特な色使いを強調しよう!


さらに「glowing(光り輝く)」や「mystical(神秘的な)」などの形容詞を使うことで、幻想的な雰囲気がぐっと高まります。


さらに視点は「wide-angle view(広角視点)」にするとドラマチックな広がりが生まれやすい!


🎯初心者が押さえておくべき5つの工夫

初心者がクオリティの高い画像を出すために知っておきたい5つの工夫を、英語表現とともに日本語訳付きで紹介します。


コピペしてもOK!有効活用してね~

✅ 1. 主語は具体的に書く

Bad例:”a cat”(ネコ1匹)

Good例:”a fluffy white cat sleeping on a pillow”(枕の上で眠るフワフワの白い猫)


✅ 2. スタイル名を明確に追加する

画像の雰囲気やジャンルが大きく変わります。

例:

  • anime style(アニメ風)
  • realistic oil painting(写実的な油絵)
  • pixel art(ドット絵)

✅ 3. 色合いや感情・雰囲気を追加する

例:

  • pastel colors(パステルカラー)
  • dark mood(暗めの雰囲気)
  • dreamy lighting(夢のような光)

✅ 4. 詳細な表現で画質を上げる

「Ultra-detailed(超詳細)」「hyper realistic(超写実的)」などを付け足すと精度UP!


✅ 5. カメラアングルや視点を指定する

例:

  • aerial view(空撮視点)
  • close-up(接写)
  • side profile view(横顔の構図)

ChatGPT画像生成に関する注意点

  • 生成された画像は著作権的に完全自由とは限らない(商用利用時は要確認)

  • あまりにも抽象的な指示だとイメージ通りに出ない(具体的な形容詞・名詞が重要)

  • そのままSNS投稿すると他ユーザーと被る可能性あり→プロンプトに独自性を持たせよう

まとめ|プロンプトの型を使いこなして理想の画像を生成しよう!

画像生成を成功させるためには、単に「英語を打つ」だけでなく、その内容を理解して分解することが大切です。

✅ 英語でプロンプトを書くのが難しければ、日本語で書いてChatGPTに翻訳させる方法がオススメ!

✅ 6要素を意識したプロンプトでクオリティの高い画像を生み出せます。

無料でも充分なクオリティの画像を生成することができます。「思ってる画像が出てこない!」やっぱり有料じゃないと高品質な画像は生成できないんだ!

などと決めつけるのではなく、この記事で紹介したプロンプトのジャンルごとの具体例を参考にしながらまずは作ってみてください。

これからもChatGPTの活用方法などを発信していこうと思っているのでコメント&かがく先生という名前だけでも覚えて帰ってください~!

ばいばい!↓おすすめの記事だよ~

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